「久しぶりのケーキ」「サプライズ感がスゴイ」 高校で寮生向けの給食が約3か月ぶりに再開 広島市

業者の経営破綻で、9月から停止していた寮生向けの食事の提供が、広島市の高校で再開しました。サイプライズでケーキも用意され、生徒たちは歓声を上げていました。

広島市立沼田高校で、体育コースを選択する寮生70人の食事の提供が再開されました。
男子生徒
「嬉しいですね。いつも弁当だったんですけど、量が増えて、あったかいのでとてもありがたい」

ランチには、デザートのゼリーの他にも、再開を祝うケーキが加わりました。7種から好きなものを選べるとあって…。
女子生徒
「すげぇすげぇすげぇ!コレかコレで迷ってます」

この学校では、ホーユーの経営破綻によって、9月1日から寮生向けの食事と一般生徒の食堂が停止し、寮生の食事は主に別業者による弁当となっていました。11月6日、PTAが新たな業者と契約し、寮生向けの食事の提供が朝食から再開しました。

これにより、ホーユーによる提供が停止していた県内の高校7校全てで、寮生向けの食事の提供が再開しました。
男子生徒
「久しぶりの再開なんで。ワクワクして待ってたんで」
男子生徒
「おいしいです」
女子生徒
「久しぶりのケーキなんで、おいしく食べたいと思います」

男子生徒
「サプライズ感がすごいなと思って。けっこうドキッとしました」

広島市立沼田高校 三浦秀行校長
「生徒がこういった笑顔で食事をしてくれるのは、非常に私自身喜びを感じている」
沼田高校では、食堂もなるべく早く再開したいとしています。

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