ディ・ジャンアントニオが無事シート確保。ホンダ移籍のマリーニ後任でムーニーVR46に加入決定

 11月27日、MotoGPに参戦しているムーニーVR46レーシング・チームは、2024年からルカ・マリーニの後任としてファビオ・ディ・ジャンアントニオを起用すると発表した。

 2024年のMotoGPのシートがシャッフルされたのは、マルク・マルケスがレプソル・ホンダ・チームから契約を1年早期終了させてグレシーニ・レーシングMotoGPに移籍することが10月に決まってから始まった。

 これでディ・ジャンアントニオがシートを失っていた状態だったが、第20戦バレンシアGP翌日の27日にルカ・マリーニがムーニーVR46レーシング・チームからレプソル・ホンダ・チームに加入することが決定。同日にディ・ジャンアントニオがグレシーニ・レーシングMotoGPからムーニーVR46レーシング・チームに移籍することも決まった。

 マルケスとマリーニとディ・ジャンアントニオがシートを入れ替えることになり、ディ・ジャンアントニオがシートを喪失することはなくなった。また、ディ・ジャンアントニオは28日に行われるバレンシアテストでムーニーVR46レーシング・チームから走行する。

■ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
「ムーニーVR46レーシング・チームのような強力なチームに参加できることをうれしく思う。多くのことを学ぶことができるし、このプロジェクトで協力し始めるのが待ちきれないし、本当に良いものができるだろう。MotoGPでの過去2シーズンで僕は大きく成長したし、このチームでは必ずさらに成長して素晴らしい結果を達成できるだろう。新しいスタッフやクルーのみんなに会って、トラックで働き始めるのが待ちきれないし楽しみだ。これを可能にしてくれたみんなに感謝しているよ」

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