【香港】横浜フードフェア開催、神奈川県食品をPR[食品]

イオンスタイル康怡で開催中の横浜物産展「ヨコハマ・フード・フェア」=24日(NNA撮影)

横浜銀行は東急モールズデベロップメントと協力し、11月23日から12月3日まで香港島・ソク魚涌(クオリーベイ、ソク=うおへんに則)のイオンスタイル康怡(コーンヒル)で横浜物産展「ヨコハマ・フード・フェア(横浜食品展)」を開催している。神奈川県の食品・酒ブランドをPRする。両社が組んで横浜物産展を開催するのは初めて。

神奈川県の食品・酒メーカー10社が出展し、菓子、スイーツ、冷凍食品、調味料、日本酒など70種類以上の商品を販売。全て神奈川県産で、香港初上陸の商品もある。

横浜銀行国際営業部の山東知誠ビジネスリーダーによると、同行にとっては新型コロナウイルス禍後初めての一般消費者向けイベントとなる。「来年2~3月には場所を変えて同じ10社で再び開催し、ローカル客の反応を見たい」と意気込みを語った。

東急モールズデベロップメント未来創造本部サステナビリティ推進グループ企画部の河合徹マネジャーは「香港で神奈川県の食品を販売展開するため、まずは香港市民にブランドを知ってもらいたい」とコメントした。

同フェアのPRを行うコンパスコミュニケーションズの担当者によると、人気商品は洋菓子店「横濱元町 霧笛楼」のチョコレート菓子「横濱煉瓦」。「旅行で横浜を知っている香港市民は多いが、フェアを通じて食品のブランドについて理解を深めてくれている」と説明した。

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