【韓国】SKT、東南アのメタバース市場攻略へ[IT]

韓国通信大手のSKテレコム(SKT)は27日、東南アジアでのメタバース(仮想空間)市場攻略に向けて、マレーシア、インドネシア、フィリピンの現地企業と自社のメタバースプラットフォーム「ifland」に関するパブリッシングパートナーシップ協力に向けた覚書を交わしたと発表した。

覚書を交わしたのは、◇マレーシアの携帯電話大手セルコムDiGi◇インドネシアのゲーム開発会社アガテ◇フィリピンのスマートフォン製造・販売企業コスミック・テクノロジーズ——の3社。SKTはサービスの企画やコンテンツ制作、サービス運営などを行い、パートナー企業は現地に特化したコンテンツ開発やマーケティングなどを担う。

SKTはまた、世界のメタバース市場攻略に向けてインドネシア語やマレー語、スペイン語などの言語を追加するほか、地域別の顧客の特性に合わせたコンテンツ推薦機能なども開発している。

■世界市場への進出加速

同社は2022年11月にiflandを49カ国のアプリマーケットで発売。今後も欧米やインドなどでパートナー企業を発掘し、世界市場への進出を積極化する計画だ。

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