「茂木には宇都宮にないおいしいものがある」 茂木で森と里のつながるマルシェ開催 

手作りのパンや菓子が並ぶ売り場

 【茂木】オーガニックをテーマに無農薬の農産物や飲食、素朴な手作り品の店などが集う「森と里のつながるマルシェ 茂木オーガニック交流広場」(同実行委員会主催)が23日、茂木の八雲神社で開かれた。

 ワークショップを含め、町に根を張る20店余りが出店。町内外から多くの人が訪れ、中には行列ができる物販店も。「新嘗祭」のこの日に合わせた地元の上ノ町お囃子(はやし)会の奉納演奏や和太鼓グループ「和音」の演奏、アコースティックライブなどでにぎやかな一日を楽しんだ。

 長男の大和(やまと)ちゃん(2)を連れて訪れた宇都宮市ゆいの杜(もり)5丁目、主婦中澤厚子(なかざわあつこ)さん(44)は「マルシェは知っていたが初めて来た。いい雰囲気で、茂木には宇都宮にないおいしいものがある」と、気に入った様子でゆったり過ごしていた。

30種ほどの有機野菜が並んだ売り場

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