町の民話などを題材に 高根沢、木版画展に70点

高根沢版画会の木版画展

 【高根沢】高根沢版画会による「木版画展~あなたの明日へ~」が12月17日まで、石末(いしずえ)の町歴史民俗資料館で開かれている。主宰する宝積寺、日本板画院委員高倉浩三(たかくらこうぞう)さんをはじめ、招待作家の加藤昌男(かとうまさお)さんや山崎丈夫(やまざきたけお)さんら計28人が出展した。

 会場には、町の民話「おだきさん」をモチーフにした高倉さんの作品など計約70点を展示している。

 訪れた宇都宮市御幸ケ原町の関谷俊二(せきやしゅんじ)さん(65)は「昨年開催の版画展と内容も異なり、山々を題材とした版画なども多く見られた。毎年楽しんでいます」と話していた。17日午後2~3時半、山崎さんによる「フルートコンサート」も開く予定。入場無料。月曜休館。(問)同資料館028.675.7117。

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