31チーム白熱「2時間耐久いす―1グランプリ」 大分市鶴崎で初開催【大分県】

事務椅子に座り、後ろ向きに走る参加者=大分市鶴崎
マスクをかぶって走る参加者
無事にゴールし、歓喜する参加者
表彰された1~3位チーム

 【大分】キャスター付きの事務椅子に座り、2時間でコースを何周走れるかを競う「2時間耐久レースいす―1(ワン)グランプリ大分鶴崎大会」が26日、大分市鶴崎の法心寺周辺特設コース(1周約200メートル)であった。県内では初の開催。

 県内や京都府、大阪府、福岡県から高校生以上の計31チーム(各チーム3人)が出場。事務椅子に座ったまま後ろ向きに走り、1周ごとに交代するユニークな競技。仮装をした参加者もおり、白熱したレースを展開した。

 優勝は124周した九州大薬学部研究室(福岡市)の「鶴崎の中心で事務椅子と叫ぶ」チーム。鶴田朗人(あきと)助教(33)ら3人は「折れない心が大事。最初の30分がきつく、これを乗り越えたらランナーズハイでいけた」と汗を拭いた。

 いす―1グランプリは一般社団法人日本事務いすレース協会(京都府)の主催。同府京田辺市の「キララ商店街」が2010年、地域活性化の一環として始めた。今回は鶴崎商工青年部が誘致した。

© 有限会社大分合同新聞社