新鮮な活アワビなどを堪能 宮古で鮭・あわびまつり

懸命にアワビをすくう来場者

 第44回鮭(さけ)・あわびまつり(田老観光イベント実行委主催)は26日、宮古市の田老野球場駐車場で開かれた。海産物などの販売に加えて4年ぶりに会場内で飲食が可能となり、活気に包まれた。

 29団体が出店。新鮮な活アワビ、新巻きザケやサケのつみれ汁、農産物を求めて朝から大勢が詰めかけた。目玉企画のアワビ採り体験では、参加者がかぎの付いたさおを使い、夢中になって水槽からすくった。

 泳ぐサケやカニなどを間近で見られるプールも置き、子どもたちの心をつかんだ。同市山口の会社員大森美由紀さん(40)は「子どもからお年寄りまで楽しめていい」と満足げだ。長女の日菜子ちゃん(6)は「サケが元気に泳いでいてかわいい」とめでた。

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