北陸以北で荒れた天気 今夜からあす(水)は北日本で暴風雪 交通障害のおそれ

 きょう(火)午後も日本海側は雨や雷雨となり、風が強まり荒れた天気となる見込み。北陸から北の地域は、暴風や高波に警戒・注意が必要となる。今夜以降は北日本で雨から雪に変わり、あす(水)にかけてふぶく所があるため、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒が必要だ。

冬の嵐

 日本付近はあす(水)にかけて、冬型の気圧配置が強まる見込み。日本海側は大気の非常に不安定な状態が続くため、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要となる。また、寒気の南下に伴い今夜は山沿いから雪に変わり、北日本は北海道を中心に今夜遅く~あす(水)夕方にかけて暴風雪となるおそれがある。停電や交通機関への影響などに注意が必要だ。また、北日本の日本海側を中心に、30日(木)にかけて大雪にも注意したい。

寒暖差に注意

 全国的にあす(水)にかけては、気温の変化に注意が必要だ。関東や北日本はこの時季としては気温が高くなっているが、きょう(火)午後は日本海側から風が冷たくなる見通し。東京都心も昼過ぎまでは暖かいものの、今夜は次第に冷えてきそうだ。その後、12月1日(金)にかけては、北日本や北陸を中心に寒い状態が続く見込み。太平洋側も朝晩は風が冷たく乾燥が進むので、体調管理に注意が必要となる。

(気象予報士・高橋和也)

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