真岡北陵高校の介護福祉科存続に向け 芳賀郡市医師会が県教委に署名提出

 第三期県立高校再編計画案に盛り込まれている、真岡北陵高校の介護福祉科の廃止をめぐって、芳賀郡市医師会は11月27日に集めた署名を県教育委員会に提出しました。

 芳賀郡市医師会は27日に真岡北陵高校の介護福祉科の存続を求める要望書と、1万1105人分の署名を県教育委員会に提出しました。

 県教育委員会が2023年7月に発表した県立高校再編計画案では、真岡北陵高校の介護福祉科を廃止する方針が示されています。介護福祉科の廃止に代わって益子芳星高校に福祉コースを設ける方針ですが、介護福祉科と比べ福祉コースは、介護福祉士の資格を取得するまでの時間が長くなるということで県内で医療・福祉に携わる人材の減少を懸念する芳賀郡市医師会は、9月末から署名活動を行っていました。

 署名活動には医療関係者や真岡市の関係者などが賛同したといい、芳賀郡市医師会は今後も署名を集める予定です。

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