新潟DF田上大地が4年を過ごして退団 「自分の心から離れることは決してありません」

新潟では4シーズンにわたってプレー。[写真:©超ワールドサッカー]

アルビレックス新潟は28日、DF田上大地(30)の契約満了を発表した。

田上は流通経済大学を卒業後、V・ファーレン長崎、柏レイソルを渡り歩き、2020年から新潟に期限付き移籍加入。2022年から完全移籍に移行した。

その年にチームのJ1返り咲きに貢献すると、今季も公式戦20試合で1ゴール。新潟では通算100試合の出場数を誇るが、今季限りでの退団が決まった。

今週末のJ1最終節を前に今季限りでの退団を発表した田上はクラブの公式サイトで4年間の感謝を綴った。

「アルビレックス新潟に4シーズン在籍させていただきました。いい時も悪い時もあり、さまざまな想いを感じながら過ごしてきたと振り返っています。すべてが充実したものだったとは言えませんが、自分が新潟でやってきた4年間に悔いはなく、ピッチ内外で自分ができることを最大限にやってきたつもりです」

「自分が新潟に加入したシーズンに新型ウイルス禍となり、チームにとってもサポーターの皆さんにとっても難しいことがたくさんありました。それでも、新潟に関わるすべての方々と逆境を乗り越えたからこそ、昨年はJ1昇格をつかめたと思いますし、新潟という地域にアルビレックス新潟は必要不可欠なのではないかと身に染みて感じました」

「だからこそ、皆さんの声や拍手を背中に感じながら、もっと新潟のために戦いたいという想いが込み上げますが、しっかりと受け止めて、サッカー選手としてデンカビッグスワンスタジアムに戻って来られるように、次のステップでも頑張りたいと思います」

「新潟で過ごした時間の中で、新潟という土地が本当に大好きになりました。新潟から身体は離れることになりましたが、自分の心から離れることは決してありません。また新潟に来た際は、よろしくお願いします。身に余るほどのサポートをいただき、本当にありがとうございました」

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