首位攻防戦はドロー決着 ブレントフォードに競り勝ったアーセナルが首位に立つ|プレミアリーグ 第13節 結果まとめ

写真:シティとリヴァプールの首位攻防戦は引き分け 冨安は先発フル出場し勝利に貢献した

現地時間11月25日から27日にかけて、プレミアリーグ第13節の10試合が行われた。

首位攻防戦となったマンチェスター・シティ vs リヴァプールの一戦は27分、GKアリソンのミスキックを拾ったナタン・アケがスルーパスを送り、アーリン・ハーランドが左足を振り抜いてマンチェスター・シティが先制。その後はマンチェスター・シティのペースで進んだが、80分にトレント・アレクサンダー=アーノルドが目の覚めるようなミドルシュートを沈めてリヴァプールが追いつき、1-1のドロー決着となった。リヴァプールの遠藤航は85分からピッチに立っている。

冨安健洋が右サイドバックで先発出場したアーセナルはアウェーでブレントフォードと対戦。ローン移籍の規定により出場できないダビド・ラヤに代わってゴールマウスを守ったアーロン・ラムズデールが不安定なプレーを見せる中、攻め続けながらもゴールが奪えずにいたが、89分にブカヨ・サカのクロスからカイ・ハヴァーツがヘディングシュートをねじ込み、これが決勝点となった。首位攻防戦がドロー決着となりアーセナルが勝利したため、アーセナルが首位に立った。

コンディション不良の三笘薫がメンバー外となったブライトンはアウェーでノッティンガム・フォレストと対戦。開始早々にカウンターから失点し、21分にはアンス・ファティが負傷交代する苦しい立ち上がりとなったが、26分にエヴァン・ファーガソンのゴールで追いつく。35分には復帰戦のタリク・ランプティまで負傷交代する中、ファティとの交代でピッチに入っていたジョアン・ペドロが2ゴールを奪い逆転に成功。73分にはルイス・ダンクが退場処分となり、さらにPKで1点を返されたが、何とか逃げ切りに成功してリーグ戦7試合ぶりの白星を挙げた。

マンチェスター・ユナイテッドは、ファイナンシャル・フェアプレー規則違反で勝ち点10ポイントが剥奪されたエヴァートンとのアウェーゲーム。開始3分にアレハンドロ・ガルナチョが「自分史上最高」と自賛するオーバーヘッドシュートで先制。後半に入り56分にはマーカス・ラッシュフォードがPKでリーグ戦久々のゴールを挙げてリードを広げると、75分にはアントニー・マルシャルが今シーズンのリーグ戦初ゴール。これまで不調だったFW陣が得点を重ね、3-0で快勝した。

前節マンチェスター・シティと4-4の激闘を演じたチェルシーはアウェーでニューカッスルと対戦。前半は1-1と互角の展開だったが、後半に入るとニューカッスルが主導権を握り、3ゴールを奪取。リース・ジェームズが退場処分になるなどいいところがなく、1-4の大敗を喫した。2連敗中のトッテナムは難敵アストンヴィラとホームで対戦。22分に今シーズン初先発のジョバンニ・ロ・チェルソがゴールを決めて先制したが、前半アディショナルタイムに同点ゴールを許すと、61分には勝ち越されて1-2で敗戦。これで3連敗となった。

バーンリーとのアウェーゲームに挑んだウェストハムは後半開始早々にPKで先制を許したが、試合終了間際のOGとトマーシュ・ソーチェクのゴールで逆転勝利を収めた。ルートン・タウンは2-1でクリスタルパレスに勝利。ボーンマスはマーカス・タヴァーニアが2ゴール、ジャスティン・クライファートが1ゴールを挙げて3-1と勝利。クライファートは24歳にして史上2人目となる欧州5大リーグ(プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン)すべてで得点を記録した選手となった。フラムはウィリアンの2本のPKなどでウルブスに3-2と競り勝っている。

◉プレミアリーグ 第13節 結果

マンチェスター・シティ 1-1 リヴァプール(ハイライト動画
バーンリー 1-2 ウェストハム(ハイライト動画
ルートン・タウン 2-1 クリスタルパレス(ハイライト動画
ニューカッスル 4-1 チェルシー(ハイライト動画
ノッティンガム・フォレスト 2-3 ブライトン(ハイライト動画
シェフィールド・ユナイテッド 1-3 ボーンマス(ハイライト動画
ブレントフォード 0-1 アーセナル(ハイライト動画
トッテナム 1-2 アストンヴィラ(ハイライト動画
エヴァートン 0-3 マンチェスター・ユナイテッド(ハイライト動画
フラム 3-2 ウルブス(ハイライト動画

© 株式会社SPOTV JAPAN