アーセナルにイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(25)を売却する意向はないようだ。
2021年夏にアーセナルへ加入すると守護神に定着し、昨シーズンはプレミアリーグ全試合に出場して2位フィニッシュに貢献したラムズデール。しかし、チームが今夏にブレントフォードからスペイン代表GKダビド・ラヤをレンタルで獲得すると、立場は一変。今シーズンはプレミアリーグ開幕から5試合に先発していたが、その後はベンチスタートが増加しておりここまで公式戦8試合の出場にとどまっている。
念願だったチャンピオンズリーグ(CL)ではいまだ出番がなく、このままだと来夏に開催されるユーロ2024への出場が危うい状況に。ラムズデール自身も現在の状況には失望しており、来年1月の移籍市場で活躍の場を移すことも噂されていた。
ただし、イギリス『ミラー』によるとアーセナルはシーズン中のラムズデール売却を拒否。すでにプレミアリーグの下位クラブから問い合わせがあったものの、拒否した模様だ。
ラムズデールにはチェルシーやバイエルンからの関心も報じられているが、アーセナルとの契約は2026年夏まで残されており、クラブが方針を変更しない限りひとまず今シーズンはノースロンドンにとどまることになるだろう。