小学校を再編成へ…3校を廃止、25年4月に新校開校する方針 1校の校舎に2校分さらに受け入れる予定、大改修工事を実施へ スクールバス4台も準備中 市内の11小学校は9校に

羽生市、3小学校を再編成 25年に羽生東小が開校

 埼玉県羽生市は24日、市立井泉小学校、三田ケ谷小学校、村君小学校の3校を再編成し、2025年4月に3校を廃止した上で、新校・羽生東小学校を開校する方針を発表した。27日開会の12月議会で「羽生市義務教育施設設置条例の一部を改正する条例」として提案する。

 児童数の減少傾向が主な理由。現在、井泉小は児童数297人だが、三田ケ谷小は61人、村君小は52人で、それぞれ2学級が複式学級の状況だという。新校・羽生東小は井泉小がそのまま活用される。2校分を受け入れる形で、来年度から井泉小の大改修工事が予定されている。

 市では、3小学校再編成に伴い、新校・羽生東小への通学の便を考慮して、28人乗りスクールバス4台を運行業務委託する予定で、準備を進めている。

 羽生東小が誕生すると、市内の小学校は現在の11校から9校になる。

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