国宝姫路城を望む日本庭園「好古園」(姫路市本町)で、色づく木々を楽しむ催し「紅葉会」が開かれている。秋色に染まったモミジやカエデなど約230本が照明で浮かび上がり、優美な雰囲気を醸し出している。12月3日まで。
同園は1992年に開園。約3.5ヘクタールの敷地には、西御屋敷跡や武家屋敷跡を生かした趣の異なる九つの庭がある。池がある「築山池泉の庭」では、水面に映り込んだ紅葉も満喫できる。
今月中旬の冷え込みで一気に色づいて見頃を迎えたといい、園内は多くの来場者でにぎわっている。
期間中は午前9時~午後8時。入園料は大人310円、小中学生と高校生150円。好古園TEL079.289.4120(辰巳直之)