マンチェスター・ユナイテッド、元チェルシーのストライカーに強い関心を示す

写真:ヴェルナーは現在リーグ戦8試合に出場して2ゴールと本来のパフォーマンスを発揮できていない ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドが、ライプツィヒに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーに関心を示しているという。ドイツ『スカイ』電子版が報じている。

ヴェルナーは2019-20シーズンのブンデスリーガで28ゴールを挙げる活躍を見せ、2020年夏にライプツィヒからチェルシーに移籍。しかし2シーズンで公式戦通算23ゴールしか挙げられず、2022年夏にはライプツィヒに復帰した。2022-23シーズンは公式戦通算40試合16ゴールの成績を残して復調の兆しを見せたものの、今シーズンはサブに回ることが多く、公式戦通算13試合2ゴールと苦戦が続いている。

そんなヴェルナーに対してマンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているようで、『スカイ』のレポーターであり、移籍マーケットに造詣が深いフロリアン・プレッテンベルク氏によると、「すでにライプツィヒに問い合わせをしている」という。

まだ正式なオファーを送る動きにはなっておらず、交渉も行われていないようだが、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第13節終了時点でわずかチーム総得点がわずか16と得点力不足に苦しんでおり、得点源の確保が急務となっている。活躍できなかったとはいえプレミアリーグの経験者であるヴェルナーは同クラブのニーズに合致した選手だという。

ヴェルナーはライプツィヒで出場機会を得られていないが、本人は現状、クラブに残ってポジション争いを続け、レギュラーに返り咲きたい意向を示しているという。ただ、ユリアン・ナーゲルスマン新監督が就任したドイツ代表への招集からは遠ざかっているため、代表復帰を目指して移籍を決断する可能性もありそうだ。

なお、ライプツィヒは現地時間11月28日、マンチェスターのエティハド・スタジアムで行われるUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節マンチェスター・シティ戦に挑む予定となっている。

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