特区政府統計処は１１月２７日、２０２３年１０月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、輸出総額は前年同月比１・４％増の３７９９億ドルだった。輸入総額は同２・６％増の４０５６億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の６・３％に当たる２５８億ドルだった。今年１０月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同５・２％増加した。中でも増加が目立ったのは、インドの同２８・６％増、ベトナムの同１５・２％増、タイの同１３・６％増、中国本土の同５・６％増だった。一方、減少が目立ったのは、シンガポールの同２６・８％減、フィリピンの同１８・６％減、台湾の同６・５％減だった。他地域向けの輸出は全体的に減少。中でも減少が目立ったのが、オランダの同３７・１％減、英国の同２・０％減、だった。一方、米国は同０・５％増加した。今年１～１０月では、輸出総額は前年同月比１１・０％減、輸入総額は同８・６％減、貿易赤字は輸入総額の１０・０％に当たる３８０２億ドルだった。
