継続審議中のレイラック滋賀にJ3クラブライセンス交付もJFLの順位満たせず昇格はなし、高知ユナイテッドSCは判定を辞退

レイラック滋賀はJFLでの順位を満たせず昇格はならず

Jリーグは28日、2024シーズンのJ3クラブライセンス判定結果を発表した。

これまでJ3に入会を希望するクラブのライセンス取得申請が出ていた中、9月の理事会でレイラック滋賀は継続審議となっていた。

滋賀は施設基準未充足とされていた中、仮設照明の設置によりスタジアム照明の照度基準を満たすことの確認が取れたため、J3クラブライセンス基準を充足すると判定されたという。

なお、同じタイミングで財務基準が指摘され、継続審議となっていた高知ユナイテッドSCは今回のJ3クラブライセンス判定を辞退したとのことだ。

滋賀はJ3クラブライセンスを取得したものの、J3入会条件であるJFLでの2位以内という成績を残せなかったため、2024シーズンのJ3新規入会クラブはなしとなった。

今シーズンのJFLは、Honda FCが優勝、2位にブリオベッカ浦安が入りシーズン終了。しかし、両クラブともにJ3クラブライセンスは保持しておらず、明治安田生命J3リーグ最下位のギラヴァンツ北九州はJFL降格、JFLとの入れ替え戦もなくJ3に残留することが決まっていた。

© 株式会社シーソーゲーム