参院、速記者の廃止決定 人材の減少踏まえ

参議院本会議場

 参院議院運営委員会理事会は28日、本会議場などで手書きにより発言を記録する速記者の廃止を決めた。2020年4月から新型コロナウイルスの感染防止のため、速記者の議場への配置を取りやめ、別室でパソコンに入力していた。速記者は新規採用せず減少していたことも踏まえた。

 来年の通常国会から速記録を印刷して配布せず、ペーパーレス化することも決定した。

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