直近9試合で1勝…15位フォレストがクーパー監督の解任を議論?

スティーブ・クーパー監督の立場が危うい?[写真:Getty Images]

ノッティンガム・フォレストがスティーブ・クーパー監督(43)の解任を議論しているのかもしれない。

プレミアリーグ昇格2年目のフォレスト。昨シーズン開幕前、24年ぶりのプレミアで堂々たる戦いを披露するという名目で30人近い新戦力を獲得したチームは、計画性に乏しいその補強がさほど効果を発揮せず、シーズンの大半で残留争いを強いられた。

クーパー監督解任の噂もその過程で幾度となく繰り返されたわけだが、最終的には留任し、ノルマである残留を達成。しかし、今季も第13節を終えて3勝4分け6敗の15位…降格圏ではないとはいえ、今季は積み上げの乏しさが目立っている印象だ。

25日にはホームでブライトン&ホーヴ・アルビオンに敗れ、直近のプレミア9試合でわずか1勝と完全停滞。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、クラブ内でクーパー監督への風当たりが強まっているという。

次節は経営問題で勝ち点10剥奪という厳しい処分を科されて降格圏に転落したエバートンとのホームゲーム。ここで敗れると即座に解任、ということはないようだが、エバートン戦後は12月中にトッテナム、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドとの対戦もある。

12月中、もしくは来年1月にクーパー監督解任の決断を下す可能性も捨て切れないだろうとのことだ。

クーパー監督はチャンピオンシップ(イングランド2部)時代の2021-22シーズン、開幕直後の9月に途中就任。就任時点で最下位だったフォレストをすぐさま立て直し、昇格プレーオフを経て、四半世紀近い下部リーグ生活から脱却させている。

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