自然、ロボと共存する未来描く 牧山さん(小5)最優秀 長崎県まちづくりの絵コンクール

最優秀賞に輝いた牧山さんの作品(県提供)

 「みらいのまちって こんなまち」をテーマに、長崎県内の小学生を対象に募集した「第35回県まちづくりの絵コンクール」で、壱岐市立盈科小5年の牧山空未(くみ)さんが最優秀賞に輝いた。
 6月の「まちづくり月間」に合わせて毎年実施。今回は157校から計772点の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞5点、入選13点、奨励賞60点を選んだ。
 牧山さんは、まち全体を上空から見下ろした構図で、緑豊かな自然や動物、ロボットなどと共存する未来を描いた。「遠近法や影の表現も含めてスケール感のある作品。人々が生き生きと描かれ、自然豊かで住みよいまちの様子が伝わってくる」などと審査員に評価された。
 受賞作品は今月から来年1月にかけ、県内各地で順次展示している。

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