開店前から客が並ぶ「ここでしか食べられない」沖縄そばがずらり! 910人が選ぶイチオシのそば店、宮古・石垣エリア編発表

 

 ウチナーンチュが愛してやまない「沖縄そば」。地元で人気の店がおいしくないわけがない! 沖縄タイムスのデジタル編集部は29日、「イチオシの沖縄そばアンケート」の宮古・石垣エリア編を発表した。県内在住者を中心に910人が回答。宮古・石垣エリアは、離島ならではの個性が光るそばがランクインする結果となった。

 宮古・石垣エリア編は、「これぞ王道の八重山そば」などの声が寄せられ、圧倒的な得票を集めた「来夏世(くなつゆ)」(石垣市石垣)、総合的な評価が高かった「古謝そば屋」(宮古島市平良)など6店舗。島特産のなまり節がのった「伊良部そば」など、開店前から客が並ぶ「ここでしか食べられない」個性的なそばも次々とランクインした。

 1店ごとのそば解説と写真提供は、300杯以上の沖縄そばを食べ歩き、大のそば好きとして人気番組「マツコの知らない世界」に出演経験があるさんぺい(本名・山城晋平)さん。

 回答結果を受けて、さんぺいさんは「沖縄そばとひと口に言っても、地域ごとに違いがあり、特に『宮古そば』と『八重山そば』が知られている。一般的に宮古そばは、細麺でストレートの麺が中心で、具材を麺の下に隠すスタイル。八重山そばは、細めの丸い麺が特徴的で、細切りの豚肉とかまぼこ、香辛料としてピパーチを用いることでも有名」と解説。

 「選ばれた6店は、どれも地域を代表する人気店で、その店でしか食べられない逸品ばかり。宮古・石垣以外の離島にも沖縄そばの良店はたくさんあり、今回を機会に沖縄本島だけでなく、離島の沖縄そばにも注目してもらえたらうれしい」と語った。

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