土星の衛星にまつわる新発見にカズレーザー「我々寄りの生命」地球外生命体の存在が現実的に!?

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が28日に放送された。

今回は『人類の常識を変える新発見』と題して、『頭の中がまる見え!? AIが心をのぞく!?』、『地球外生命体が太陽系に!?あのエンケラドスで生命の鍵!』、『地上に太陽を作り出す!核融合で10月に大成果』、『東大の脳科学者2人が語る!走馬灯の正体と生と死の新発見』、という4つの観点で講義を受けた。

『地球外生命体が太陽系に!?あのエンケラドスで生命の鍵!』という講義では、専門家が以前から地球外生命体の存在が示唆されていた土星の衛星『エンケラドス』にまつわる新たな研究結果を紹介した。

専門家が紹介したのは、生命の誕生に重要な物質『リン酸』が『エンケラドス』で見つかったという研究発表。『リン酸』はミネラルの一種で、生物の設計図である『遺伝子』の材料として欠かせない物質だが、リン酸を構成する『リン』は宇宙の中ではごくわずかしか存在しない。エンケラドスには海が存在するが、リン酸の発見などを踏まえてこの海の成分が昔の地球の海と似た環境であることが明らかとなり、地球の生命体に似た存在が誕生している可能性が高まったのだという。

カズレーザーは「氷があるから、中でまだすぐに暮らすのは難しいですけど。そのリンがあるっていうので、ここまで話が進んでいるってなると、だいぶ我々寄りの生命がいてもって事になるんすか?」と質問。専門家は、過去の研究で生命誕生に必要な条件は明らかになっていたが、さらにリン酸が見つかったことで地球の生命体に似た生き物が存在しているかもしれないと推定されるようになったことを明かした。

近い将来、地球外生命体の存在がニュースとして届けられるようになるかもしれないと締めくくられた講義に、カズレーザーは「シンプルに我々が勉強してきた“生物”とかっていう学問、教科あったじゃないですか。“地球の生物”とかに変わっていくだろうなって思いますね。生物の幅が広がるから。将来の受験生大変だな」とコメントした。

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写真提供:(C)日テレ

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