八戸が地元出身FW武部洸佑との契約満了を発表…今季は試合出場なし「本当に14年間ありがとうございました」

八戸との契約満了が発表されたFW武部洸佑[写真:©︎J.LEAGUE]

ヴァンラーレ八戸は29日、FW武部洸佑(23)の契約満了を発表した。

武部は地元八戸市の出身で、U-9から八戸の下部組織に所属。その後、トップチーム昇格とはならなかったが、仙台大学を経て2022シーズンに八戸入りを果たした。

八戸では加入シーズンの明治安田生命J3リーグ第2節・鹿児島ユナイテッドFC戦でトップチームデビューを飾ると、公式戦6試合に出場。しかし、今シーズンはここまで出場機会がなかった。

小学校時代から過ごしていた八戸を去ることになった武部は、クラブを通じてコメントしている。

「小学校6年間、中学校3年間、高校3年間そしてトップチームでの2年間の計14年間。本当にお世話になりました。応援していただいたサポーター、スポンサーの皆様、育てていただいたスタッフ、八戸に関わる全ての皆様に感謝します」

「生まれた街で育てていただいたクラブでサッカーができる喜び、ヴァンラーレ八戸でサッカーをできる毎日が幸せでした。この2年間、アカデミースタッフとしても働かせていただき、多くのアカデミー生や幼稚園保育園の子どもたちとトレーニングを通じてたくさんの元気を貰い、子どもたちの笑顔を見ることもモチベーションの一つとして僕自身も頑張ることができました」

「そして僕がどこに行ってもヴァンラーレサポーターであることは変わりません。八戸のJ2昇格を心から応援しています。本当に14年間ありがとうございました」

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