発達障害ある女性から現金1300万円受け取ったか 児童養護施設職員の39歳男を逮捕、京都府警

京都府警南丹署

 発達障害のある20代女性の判断能力の弱さにつけ込んで現金約1300万円を受け取ったとして、京都府警南丹署は11月29日、準詐欺の疑いで、京都府亀岡市の児童養護施設職員の男(39)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2021年2~10月ごろ、当時、不動産会社の社員だった立場を利用し、同社が管理する京都府内の賃貸マンションに暮らしていた20代女性から、架空の家賃や更新料の前払いを請求する名目で、延べ57回にわたって、計約1300万円を受け取った疑い。「間違いない」と容疑を認めているという。

 南丹署によると、女性は被害後に受診し、発達障害と診断されたという。

© 株式会社京都新聞社