トヨタ、国内再導入の『ランドクルーザー“70”』を発売。3ナンバーで480万円

 11月29日、トヨタ自動車は『トヨタ・ランドクルーザー“70”』を国内再導入し、同日より販売を開始した。グレードは“AX”の1種類のみ。3ナンバー登録で価格は480万円(税込)だ。

“70”シリーズの誕生は、ランドクルーザーが生まれてた1951年から33年後の1984年。以来、同シリーズは約40年にわたってランドクルーザーの普遍的価値である“信頼性・耐久性・悪路走破性”を変わることなく絶えず追求し続け、世界中の過酷な環境下での多様な用途に応えながら、「暮らしと地域社会を支え続ける」役割を脈々と受け継いできた。

 今回、トヨタはランドクルーザー“70”継続販売モデルの国内再導入にともない、このクルマの“らしさ”をそのままにパワートレインや操縦安定性、デザイン、安全性能をアップデート。エンジンには高トルク・高出力を兼ね備えた2.8リットル直噴ターボディーゼル『1GD-FTV』が採用された。

 操縦安定性の面では伝統のラダーフレームの採用をはじめ、電動デフロックやアクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)などの制御システムを搭載。また、快適な乗り心地を実現するためにサスペンションが改良されたほか、6速オートマチック・トランスミッションを採用することで優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地がさらに向上している。

 このほかバックモニターや、プリクラッシュセーフティ、コンライト、ドライブスタートコントロールなどが含まれた“Toyota Safety Sense”を採用することで安全性能も高められている。

 トヨタ車体・吉原工場で生産される新型『ランドクルーザー“70”』の価格は、前述のとおり480万円(税込)。なお、サブスクリプションサービスのKINTOでの契約も可能となっており、同サービスを利用すると月々4万5760円から乗ることができる。

■トヨタ・ランドクルーザー“70”主要諸元

全長:4890mm
全幅:1870mm
全高:1920mm
ホイールベース:2730mm
車両重量:2300kg
エンジン型式:1GD-FTV
駆動方式:4輪駆動(パートタイム4WDシステム)
トランスミッション:フレックスロックアップ式スーパーインテリジェント6速オートマチック(6 Super ECT)
最高出力:150kW[204ps]
最大トルク:500N・m[51kgf・m]
乗車定員:5人
燃料タンク容量:130リットル
車両情報:https://toyota.jp/landcruiser70/

ランドクルーザー“70” AXグレード(ボディカラー:ベージュ)
トヨタ・ランドクルーザー“70” AXグレードのインテリア(インパネ周り、内装色:ブラック)
トヨタ・ランドクルーザー“70” AXグレードのインテリア(シート、内装色:ブラック)
ランドクルーザー“70” AXグレード(ボディカラー:ベージュ、アティチュードブラックマイカ、スーパーホワイトII)

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