個人情報入り文書をファクスで誤送信、栃木県住宅供給公社 4世帯分の氏名や携帯番号など流出

栃木県庁

 栃木県は29日、県住宅供給公社本社が個人情報が書かれた文書を支社宛てにファクス送信しようとした際、番号を誤り個人宅に送信したと発表した。

 県県土整備部によると、9日に同公社本社職員が手入力で文書をファクス送信。24日に受信者から電話があり、誤送信が判明した。文書には4世帯分の氏名や携帯番号などが記載されていた。

 同公社は文書を回収し、受信者のファクスにデータが残っていないことを確認したという。同部は「ファクスよりも情報流出のリスクが低い通信手段を用いるなどして再発防止を図りたい」としている。

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