24年の世界経済成長率2.7% OECD、予測を据え置き

OECDの実質経済成長率予測

 【ロンドン共同】経済協力開発機構(OECD)は29日、最新の経済見通しを公表した。2024年の世界全体の実質経済成長率を2.7%と見込み、9月の前回予想を据え置いた。ただ、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が周辺国を巻き込み激化すれば、原油価格上昇による物価押し上げの恐れがあり、世界経済について「短期的には依然下振れのリスクがある」と警戒感を示した。

 23年の成長率は0.1ポイント引き下げ、2.9%になると予想した。各国を悩ませる物価高はピークを越えたとみられるものの持続し、インフレ対策として各国の中央銀行が進めてきた高金利政策も成長を抑制するとした。

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