タマネギが高い 例年と比べて1.5~2倍の価格に 春先まで高止まり状態が続くか

テレビ愛知

名古屋市中区・大須商店街にある「生鮮食品館 サノヤ」の担当者に、野菜の価格について話を聞きました。

タマネギ

●タマネギ 1袋3~4個
店頭価格270円(仕入れ価格 前週比±0円)

サノヤ担当者:
「夏場の生育時季に気温の高い日が続きました。生育不良が発生したので、収穫量と出荷量が少なくなって、仕入れ価格が上昇しています。例年と比べて1.5倍や2倍ほど高くなっています。大きさもワンランク下の小ぶりサイズが出荷の中心になっています」

――高値はいつまで続きますか。

サノヤ担当者:
「2023年の秋に種をまいたものが収穫される2024年の春ごろまで続くかと思います」

レタス

●レタス 1個
店頭価格214円(仕入れ価格 前週比+80円)

サノヤ担当者:
「秋は長野県と茨城県を中心に収穫されていました。冷え込みとともに生産を終える時季になるので、現在品薄状態に。その結果、仕入れ価格が上昇しています。今後は兵庫県など西日本からの出荷が始まります。仕入れ価格の上昇は一時的なものかと思います」

ホウレンソウ

●ホウレンソウ 1束
店頭価格139円(仕入れ価格 前週比+30円)

サノヤ担当者:
「11月~1月が旬の時季です。愛知県産は豊富に出荷されているので価格は落ち着きそうです」

――今が一番おいしい時季なんですね。

サノヤ担当者:
「収穫前の冷え込みで引き締まり、うまみと甘みが増しています」

取材協力【生鮮食品館 サノヤ】
住所:名古屋市中区大須3丁目33-6
電話番号:052-241-0486
営業時間:9:30~21:00
(水曜、土曜 9:00~21:00)

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