ブギウギ第44回・団員が減り続ける楽団に、不安が募る羽鳥

歌い踊ることを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第44回(11月30日放送)では、楽団の先行きに不安の色をにじませる羽鳥に、スズ子がある曲を歌いたいと申し出る。

羽鳥(草彅剛)の演奏に乗って楽しげに歌い出すスズ子(趣里)(C)NHK

大げんかをしたヒロイン・スズ子(趣里)と父・梅吉(柳葉敏郎)は、お互いに口も聞かないようになってしまっていた。下宿屋の主人・チズ(ふせえり)は、なんとか親子の間を取り持とうとする。

一方、スズ子が所属する「梅丸楽劇団」では、人数が減り続ける楽団をなんとかしようと羽鳥(草彅剛)が編曲に追われていた。しかし、そろそろ梅丸から手を引くべきではないかと言われてしまう。そんななか、スズ子はある曲を歌わせてほしいと羽鳥に願い出て・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

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