サッカーJ3・カターレ富山は12月2日、富山市の県総合運動公園陸上競技場で行われる今季最終戦で、J2復帰を懸けてY.S.C.C.横浜と対戦する。29日は冷たい雨が打ちつける中、富山市草島の北陸電力総合運動公園で守備を整理し、大一番に向けて気合を入れ直した。
26日に敵地で行われたテゲバジャーロ宮崎戦で6―0で快勝した富山。引き分け以下でJ2昇格が絶たれる可能性があった一戦で、チーム史上最多の6得点で圧倒した。
後半35分から途中出場した特別指定選手のMF髙橋馨希（法大4年）は8月5日の今治戦以来のピッチに立ち「シーズンの一部分しか携われない中でメンバーに入れてもらえて、責任がある。攻撃の部分で成長しないといけない」と役割を果たそうと闘志を燃やした。
最終節は富山が勝つことが絶対条件。その上で、2位の鹿児島ユナイテッドFCが負けるか、引き分けた場合に富山が得失点差で上回れば、富山のJ2昇格が決まる。ただ、得失点差は鹿児島が7点上回っており、富山は厳しい状況にある。
12月2日は午後2時キックオフ。ホームでサポーターの応援を力に戦う。
