カズレーザー “水素1グラムから石油約8トン分のエネルギー” 日本国内で最先端の研究が

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が28日に放送された。

今回は『人類の常識を変える新発見』と題して、『頭の中がまる見え!? AIが心をのぞく!?』、『地球外生命体が太陽系に!?あのエンケラドスで生命の鍵!』、『地上に太陽を作り出す!核融合で10月に大成果』、『東大の脳科学者2人が語る!走馬灯の正体と生と死の新発見』、という4つの観点で講義を受けた。

『地上に太陽を作り出す!核融合で10月に大成果』という講義では、専門家が私たちの生活にも影響を与えるかもしれない最新研究の成果を発表。エネルギーにまつわる講義を行った。

専門家が発表したのは、核融合の実験装置でプラズマを作り出すことに成功したというもの。核融合とは、重水素と三重水素という物質を高速で衝突させることでエネルギーを取り出す技術のことで、このエネルギーを発電に利用できるのだという。そしてこの核融合に必要な水素や三重水素のもとは海水から抽出できるため、この技術が実用化されるとクリーンかつ膨大な資源で発電が行えるようになる。水素1gから石油約8t分のエネルギーを生み出せるそうで、エネルギー問題が解決されるかもしれないと期待されているそうだ。

そもそも核融合を行うためには、電子を高温状態にする必要があり、高温に熱することで生じるプラズマの生成が実現したことで、核融合を用いた発電に関する研究にも影響が生じ、近い将来核融合による発電も可能になるのだという。

紹介されたプラズマ生成の研究は国内の研究施設で行われており、専門家はカズレーザーに「今日のお話だけだとあれなので、実物を実際に見ていただく方がよくわかると思いますので今度ぜひ、見にいらっしゃいませんでしょうか?」と施設見学を招待。これにカズレーザーも「行きましょう」と即答し、席を立つ素振りそみせた。さらにカズレーザーは興奮気味に「ぜひ!めっちゃ見たいですね」と興味を示した。

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