クリスマス待ち遠しく シクラメン出荷シーズン 長崎の三浦園芸

出荷シーズンを迎えビニールハウスを彩るシクラメン=長崎市早坂町

 長崎市の三浦園芸(三浦憲二社長)で、クリスマスやお歳暮の贈答用として人気のシクラメンが出荷シーズンを迎え、赤やピンク、紫などの色鮮やかな花がビニールハウスを彩っている。
 北浦町と早坂町のビニールハウス8棟計66アールで約2万1千鉢を栽培している。日当たりや水やりなど栽培方法を工夫し、発色やつや、花持ちがいいのが特長。出荷の最盛期は12月上旬で同26日まで続く。西日本の21県の市場に発送するほか、早坂町の同社直売所などで扱っている。
 同社の三浦僚さん(31)は「シクラメンは子どものような存在。一鉢一鉢に従業員みんなの愛情がいっぱい詰まっている。手元で大事に世話をしてほしい」と話した。

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