長崎市の三浦園芸(三浦憲二社長)で、クリスマスやお歳暮の贈答用として人気のシクラメンが出荷シーズンを迎え、赤やピンク、紫などの色鮮やかな花がビニールハウスを彩っている。
北浦町と早坂町のビニールハウス8棟計66アールで約2万1千鉢を栽培している。日当たりや水やりなど栽培方法を工夫し、発色やつや、花持ちがいいのが特長。出荷の最盛期は12月上旬で同26日まで続く。西日本の21県の市場に発送するほか、早坂町の同社直売所などで扱っている。
同社の三浦僚さん(31)は「シクラメンは子どものような存在。一鉢一鉢に従業員みんなの愛情がいっぱい詰まっている。手元で大事に世話をしてほしい」と話した。
クリスマス待ち遠しく シクラメン出荷シーズン 長崎の三浦園芸
- Published
- 2023/11/30 11:00 (JST)
- Updated
- 2023/12/03 12:06 (JST)
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