元プロレスラーの獣神サンダー・ライガーさんがこのほど、唐津市の浜崎小を訪問した。5年生約120人と腕相撲などで交流し、夢に向かって努力することの大切さを伝えた。
中学生の頃、テレビを見てプロレスラーを志したライガーさんは夢について「なろうと思って誰でもなれるものではないけど、夢に向かって努力したことは必ず役に立つ。自分がやりたいことを一生懸命目指してほしい」とエールを送った。
質問コーナーで、児童から「プロレスを長く続けてこられた秘訣（ひけつ）は」と問われ、ライガーさんは「よく寝て、よく食べて、よく運動した。地道なことをコツコツと続けることが大事」とアドバイスした。
腕相撲では、ライガーさんが力を緩めつつ、最後は勝負の厳しさを伝えるように腕力の差を見せた。坂本禮音君と瀬戸口哲汰君は「力強さと優しさを感じた」と笑顔を見せた。交流会は唐津市が新日本プロレスとのコラボ事業の一環として企画した。（松岡蒼大）
