シザ、楽曲がリークされると“台無し”になると語る

米バラエティ誌の<ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー>に選ばれたシザが、同誌のインタビューに応じ、2023年を代表するソングライター、アーティストとしてのキャリアについて幅広く語った。

【グラミー賞】受賞経験を持つシザは、最近増加傾向にあるファンによって未完成曲がリークされる被害にあったアーティストの一人であり、彼女は特にこのことに憤慨しているようだ。「私の曲がリークされると、もうその曲は台無しです」と同誌に語り、「そして私の曲ではなく、あなたのものになるんです。あなたが未完成のものを共有する準備ができたと決めたんです。私としては、“ふざけるな。もうそれをリリースする気はない”という感じです。リークを流すのは勝手ですが、音楽をリリースさせるよう私をいじめることはできません。私は今、あなたが出したこの全く正しくないバージョンで恥ずかしい思いをしているんです。私が正式にリリースするのを待てばいいだけだったのに、自分勝手なあなたは私をクリエイティブ的に微妙な空間に追いやったんです」と続けた。

シザはこの1年間、2ndアルバム『SOS』からリリースした楽曲で音楽シーンを席巻した。2024年の【グラミー賞】では最多の9部門にノミネートされており、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得したヒット曲「Kill Bill」は<年間最優秀レコード>と<年間最優秀楽曲>、そして米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で通算10週1位を獲得した『SOS』は<年間最優秀アルバム>の候補となっている。彼女は、2022年の【グラミー賞】でドージャ・キャットとのコラボ曲「Kiss Me More」で<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス>を受賞している。

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