子どもら金券を手に「お使いで来ました」 京都・綾部で「綾のまちめぐりフェス」

商店街を巡っておつかい体験する子どもたち(綾部市西町1丁目・フジムラ)

 京都府綾部市街地のにぎわいづくりを目指す「綾のまちめぐりフェス」がこのほど、同市青野町のあやべグンゼスクエア一帯で開かれた。親子連れらがクイズや商店街を歩くおつかい体験などを楽しんだ。

 市や市観光協会などでつくる「海の京都」綾部地区協議会が、グンゼ創業者の波多野鶴吉に関するクイズや謎解きゲームなど多彩な催しを企画した。

 西町商店街では金券を使った「おつかいウォークラリー」があり、子どもたちは眼鏡店や酒店など4店舗を巡り、店員に「お使いで来ました」と元気よくあいさつして金券を渡し、プリンやアクセサリーを持ち帰った。

 祖母と参加した綾部小学校3年の児童(9)は「初めてのおつかいだったけど、普段は行かない店を見られて楽しかった」と話した。

 京都府の「京都中丹いちおしマルシェ」も同時開催され、地元野菜や和菓子のブースが並んだ。

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