オリヴィア・ロドリゴ、最新アルバム『ガッツ』の制作について語る「自信と忍耐が試された」

オリヴィア・ロドリゴは、2ndアルバム『ガッツ』の曲作りでとても重要なことを学んだという。米バラエティに対し彼女は、「この経験では、私の自信と忍耐力が試されました。インスピレーションがひらめくのをただ待つのではなく、自分の技術に集中するという点で、曲作りについて重要な教訓を与えてくれました」と語っている。

20歳の彼女は、良い楽曲を書くために最も重要な考え方に神経を集中させる方法を、このアルバム作りの過程において学んだという。彼女は、「ピアノの前に座って、誰もが気に入るような曲を書こうとしてはダメ。結果、必ずひどい曲ができてしまいます。自分が聴きたいと思う曲を書くということを教えてもらいました」と話している。

プロデューサー兼共同ソングライターのダン・ナイグロとの2度目のタッグで生まれた『ガッツ』は、「vampire」というヒットを生んだ上に、グランジ・ポップ・ソング「ballad of a homeschooled girl」で初の<最優秀ロック楽曲>を含む【グラミー賞】6部門にノミネートされた。【グラミー賞】を受賞した2021年のデビュー作『サワー』に続く大ヒットを出さなければならないというプレッシャーがあった一方で、オリヴィアは可能な限りリアルであることに再び集中したと語った。

聴衆が彼女の楽曲から何を感じ取ってくれることを願っているかについて彼女は、「正直な曲作り。私はずっとそれに惹かれてきました。自分が感じていることを整理するのを助けてくれたり、大きな感情を感じているときに慰めてくれたりする音楽。他の誰かがそれを経験していることを知ると嬉しいですよね。一人じゃないんだって感じられるから」と語っている。

オリヴィアは、現地時間2024年2月23日に米カリフォルニア州パーム・スプリングスでの公演で【ガッツ・ワールド・ツアー】をスタートさせ、現時点では8月13日のロサンゼルス公演までツアーを続ける予定となっている。

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