「同じ物なのに支払いが増えてきた」12月からバターなど値上げ 今年の値上げは3万2000品目以上

テレビ愛知

12月に、食品の価格がまた上がります。帝国データバンクによりますと12月に値上げを予定している食品の数は677品目です。

具体的には、明治がバターやクリームの価格を上げます。「明治北海道バター」は200グラムの希望小売価格(税込み)が496円から531円に。「明治おいしい生クリーム」200ミリリットルは486円から501円になります。

また、雪印メグミルクは家庭用のバターやクリームなど11品目の価格を上げます。「雪印北海道バター」は200グラムの希望小売価格(税抜き)が460円から492円に。「フレッシュ・北海道産生クリーム使用」200ミリリットルは430円から450円になります。

乳製品の値上げについては、生乳の取引価格が12月から引き上げられることや、物流コストが上昇していることなどが理由です。

80代:
「バターは使う。パンなどに塗る。身近で一番困ります」

60代:
「(乳製品が)ないと寂しい。(価格が)上がるのは痛い」

70代:
「同じものを買っているのにだんだん払うお金が増えてきた。それは実感としてある」

70代:
「困る。安いところで仕入れてくる。いろいろなところに行って安いものを探してくる」

食品について、2023年は累計で3万2395品目が値上げとなり、帝国データバンクは「記録的な値上げラッシュの1年」と評価しています。

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