小園海斗 “充実のアップ” 広島カープ契約更改 来季も “主力の期待”

広島カープは、主力選手の契約更改が続々と行われています。30日は、侍ジャパンでも活躍した 小園海斗 選手が交渉の席に臨みました。

広島カープ 小園海斗 選手
― サインは?
「しました。金額は内緒でお願いします」

― アップは?
「アップしました」

今シーズンは、自身、2度目の開幕スタメンに抜擢された小園海斗。シーズン終盤には主に3番を打つなど上位打線をけん引。高い得点圏打率などを評価され、1400万円UPの推定5400円でサインしました。

4000万円(推定)→5400万円(推定)

小園海斗 選手
「すごくいいシーズンだったなと思いますし、成長できたなというのはあります」

しかし、開幕から16打席連続ノーヒットと成績不振もあり、一度はファーム行きを経験。出場試合数も3年ぶりに100試合を下回り、シーズンを通して出場し切れなかったことにくやしさもにじませます。

試合80 打率.286 本塁打6 打点31

小園海斗 選手
「周りが見えるように少しずつなってきたかなと。そこが2軍でやってきたことを出せたかなと思っています」

それでも7月から1軍再昇格を果たすと、勝負強いバッティングで先発出場数を増やし、9月には月間打率.348をマーク。さらにCSファイナルでは阪神の好投手相手に12打数6安打と大舞台でのバッティングも光りました。

本人が今シーズン、意識したのは盗塁数。新井監督就任から機動力野球を意識したチーム改革が行われた中、小園自身もシーズン後半から順調に盗塁数を増やし、8盗塁をマークしました。

小園海斗 選手
「積極的にプレーすることは大事だなと思いましたし、そこは自分の持ち味でもあるので変えずにやっていけたらなって思っています。開幕からいつもここ2~3年はこけているんで、調整の仕方もそうですし、オフの過ごし方もそうですし、いろいろ考えながらやっていけたらなというふうに思っています」

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