歌い踊ることを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第４５回（１２月１日放送）では、楽団の解散で自身の行く末に悩むスズ子が、歌手・茨田りつ子のコンサートを訪れる。
りつ子のステージを見つめるスズ子（趣里）(C)NHK
楽団が解散して数週間、ヒロイン・スズ子（趣里）は何をするでもなく、日がな一日を過ごしていた。大阪に戻ってこないかと誘われるスズ子だが、大阪でもかつてのように自由に歌うことはできないといい、今後の活動についてどうすべきか悩んでいた。
悩んだ末にスズ子は作曲家の羽鳥（草彅剛）に相談するのだが、やはりなかなか答えは出ない。そんなスズ子に、羽鳥は歌手・茨田りつ子（菊地凛子）のコンサートのチケットを差し出し･･･。
本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。
