「あらためて不安を感じた」米軍オスプレイ墜落事故を受けて情報提供を申し入れ 飛来予定ある静岡・御殿場市など

米軍のオスプレイが鹿児島県・屋久島沖で墜落した事故を受け、オスプレイが飛行する静岡県東部の市や町では、防衛省に対し、情報提供などを求める申し入れをしました。

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<勝又正美 御殿場市長>
「29日に報告を受けまして、すぐに口頭で原因究明、また、安全の再確認、何よりも情報提供をしてほしいということをお願いしました」

鹿児島県の屋久島沖で11月29日、8人が乗った米軍のオスプレイが墜落し、1人が死亡、7人の捜索活動が現在も続いています。

この事故を受け、オスプレイが飛来する東富士演習場を持つ静岡県の御殿場市、裾野市、小山町と地権者団体は29日、防衛省南関東防衛局に情報提供などを求める申し入れをしました。

<勝又正美 御殿場市長>
「これまでも安全性について訴えてきたが、あらためて不安を感じました」

御殿場市によりますと、米軍から11月26日から12月2日までの間に8機のオスプレイが東富士演習場に飛来する計画が示されています。

<御殿場市民>
「御殿場は密接に関係しているので、もしここであったら怖いなと思います」
「結構低いところを飛んでいますよ。墜落は確率的に低いと思うが、万が一のことがあったら困りますからね」

御殿場市、裾野市、小山町と地権者団体は、今後、防衛省に対し、文書での申し入れを行う方針です。

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