走行中の列車の連結器が外れる事態が２８日発生したことを受け、２９日大井川鉄道は緊急の会見を開きました。
大井川鉄道 鈴木肇社長:
「まさに重大な事故であるという認識を持って深く反省をしているところでございます。会社を代表して私のほうから謝罪させていただきます。申し訳ありませんでした」
２９日大井川鉄道が開いた緊急会見。
２８日午後２時４５分ごろ、大井川本線の家山駅で走行中の電気機関車と客車をつなぐ連結器が外れました。
客車は安全装置が作動して非常ブレーキがかかり、乗客８１人にけがなどはありませんでした。
国土交通省はこの事態を重大インシデントと認定し、運輸安全委員会が２９日午後から列車の調査に入りました。
運輸安全委員会 香川卓也 鉄道事故調査官
「（連結部の）爪がかみ合った後に爪のロックを行っている機構とかも含めて確認をしている」
