夜の就寝時間狙い…寺院中心に侵入盗繰り返したか 20代の男3人を7回逮捕し15件検挙 静岡県警御殿場署

男3人が、山梨県や岐阜県の寺院を中心に盗みを繰り返していたとされる事件について、警察はこれまでに15件を検挙した、と発表しました。檀家のお布施も盗まれていたということです。

住所不定・建設作業員の男(22)と群馬県桐生市の会社員の男(23)、群馬県太田市の足場工の男(22)は、2月上旬、主に寺院やその敷地内の住宅に侵入し、窃盗を繰り返していたとして逮捕されています。警察によりますと、3人は夜の就寝時間を狙い、窓ガラスを道具で割って侵入し、現金や腕時計を盗んでいたとみられ、捜査の結果、15件の住居侵入・窃盗事件に関与したということです。盗まれたのは、檀家のお布施など現金54万円と普通乗用車や腕時計など18点=被害額はおよそ290万円です。

3人は山梨で起きた事件後の2月7日に、静岡県小山町の駐車場で警察官が職務質問したところ、車を発進させて警察車両にぶつけ、警察官の職務を妨害したとして現行犯逮捕されていました。その後、車内から現金などが見つかり、一連の住居侵入・窃盗事件への関与が浮上したということです。

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