大谷翔平がエドガー・マルティネス賞を受賞 3年連続は史上2人目

日本時間12月1日、最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」(最優秀指名打者)の受賞者が発表され、大谷翔平(今季エンゼルス、現在はFA)が2021年、2022年に続いて3年連続の受賞となった。3年以上連続で受賞したのは、殿堂入りの名打者デービッド・オルティス(2003年から5年連続)に次いで史上2人目。3度以上受賞したのは、オルティス(8度)、エドガー・マルティネス(5度)、ハル・マクレー(3度)に次いで史上4人目となった。

今季の大谷は打者として135試合に出場し、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066を記録。ア・リーグ最多の44本塁打を放ち、アジア人選手として初めて本塁打王のタイトルを獲得したほか、出塁率(.412)、長打率(.654)、OPS、塁打(325)もリーグトップだった。

エドガー・マルティネス賞の投票で2位になったのは、マーセル・オズナ(ブレーブス)。今季は144試合に出場し、打率.274、40本塁打、100打点、OPS.904をマークした。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者によると、ヨーダン・アルバレス(アストロズ)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、J・D・マルティネス(今季ドジャース、現在はFA)にも票が入ったという。

メジャーでは1973年にア・リーグで指名打者制が採用され、この年から最優秀指名打者の表彰もスタート。この賞を5度受賞するなど「史上最高の指名打者」と呼ばれたマルティネスの活躍を称え、マルティネスの現役最後のシーズンとなった2004年に「エドガー・マルティネス賞」の名前がつけられた。

直近10シーズンの受賞者は以下の通り。

2014年 ビクター・マルティネス(タイガース)
2015年 ケンドリス・モラレス(ロイヤルズ)
2016年 デービッド・オルティス(レッドソックス)
2017年 ネルソン・クルーズ(マリナーズ)
2018年 クリス・デービス(アスレチックス)
2019年 ネルソン・クルーズ(ツインズ)
2020年 マーセル・オズナ(ブレーブス)
2021年 大谷翔平(エンゼルス)
2022年 大谷翔平(エンゼルス)
2023年 大谷翔平(エンゼルス)

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