「とても重要なこと」ELベスト16入りを決めたリバプール、クロップ監督は勝利も試合運びに言及「ハーフタイムの時点で終わらせるべき」

ELラウンド16入りを喜ぶクロップ監督[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、LASKリンツ戦を振り返った。
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11月30日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループE 第5節でリバプールはホームにLASKを迎えた。

グループ首位に立っているものの、突破を決められていないリバプール。日本代表MF遠藤航も先発フル出場した試合は、12分にルイス・ディアスのゴールで先制すると、15分にはコーディ・ガクポのゴールで追加点を奪う。

その後も力の差を見せるリバプールだったが、ゴールは生まれず。それでも51分にモハメド・サラーがPKを決めて突き放すと、後半アディショナルタイムにはガクポが2点目を決めて、4-0で勝利。2位のトゥールーズがロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと引き分けたため、首位が確定しラウンド16進出が決定した。

試合後、クロップ監督はベスト16入りを決めたことを喜び、年末年始にかける過密日程を迎える中では良い結果だと語った。

「今夜はグループで2つの良い成績を収めた。トゥールーズに負けたことで少し難しくなったことは確かだが、我々の結果と、彼らの結果のおかげで、今首位に立てている」

「それは良いことであり、これからかなり忙しくなるスケジュールをこなしていく上で、とても重要なことだ」

一方で、前半早々に2点を奪いながらも、その後が続かなかったことには苦言も。多くは求められないとしながらも、早く試合を終わらせることはできただろうとした。

「試合にはポジティブな要素もたくさんあり、良いサッカーもたくさんあった。ハーフタイムに選手たちに言ったことだが、この試合はハーフタイムの時点で終わらせるべきだった」

「3点目、4点目、5点目…もっと良いプレーはできないし、もっと良いセットアップはできない。でも、明らかにより良く終わらせることはできたが、そうはしなかった」

「3点目を決めた50分ぐらいだったかな?それもとても参考になった。我々は交代を行い、少しリズムを失った。プレーしなければ、試合の主導権を握り続けることはできない」

「LASKはそこにいたし、チャンスもあった。クィービーン(・ケレハー)はクリーンシートを達成するために必死に働いた。最後の1分で4点目も決まった。全てが良かった」

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