元ブラジル代表DFフィリペ・ルイスが現役引退 アトレティコ・マドリーやチェルシーでプレー後はフラメンゴへ

[写真:Getty Images]

元ブラジル代表DFフィリペ・ルイス(38)が現役引退を表明した。
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フィリペ・ルイスはアトレティコ・マドリーでいち時代を築き、チェルシーでもプレーした左サイドバック。アトレティコでは通算333試合の出場数を誇り、チームとしても2013-14シーズンのラ・リーガを含む7つのタイトルを獲得した。

2015年夏にチェルシーからアトレティコに戻ったが、2018-19シーズンをもって契約満了となり、2019年夏のフラメンゴ行きで母国復帰を決断。通算173試合に出場し、2度のコパ・リベルタドーレス制覇など10個のトロフィーに貢献した。

フィリペ・ルイスはクラブが公式Xに投じた動画のなかで、「サッカー選手からの引退を発表する。難しい決断だった。いつも45歳までプレーしたいと友人に話してきたんだけど、残念ながら不可能だ」と引退意向を示した。

「今年、僕は身体的な問題が多くあったし、ポジションを争ったり、先発を争ったりするのが難しかった。常に同じレベルでプレーできる状態になく、ピッチで自分のプレーを感じられなくなったら、辞めると自分に誓ってもいた。フラメンゴには60、70試合でプレーし、トップチームのポジションを正々堂々と争える選手がふさわしいからだ」

また、「感謝の気持ちしかない。賭けてくれた役員、マドリードまで来てくれた役員、スタジアムで応援してくれたファン、名前をコールしてくれたファン、インスタグラムで手紙を書いてくれた人たち、名前を叫んでくれた人たち、批判してくれた人たち、この旅に関わってくれたすべての人たちに感謝する」と謝意も示した。

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