子どもたちの伸びやかな歌声響く 佐世保市長賞に平野さん(皆瀬小3年) させぼ童謡コンクール

グランプリに選ばれた平野さん=佐世保市民文化ホール

 第33回させぼ童謡コンクール(佐世保童謡協会主催、長崎新聞社など後援)が11月26日、佐世保市平瀬町の市民文化ホールであり、子どもたちの伸びやかな歌声が会場に響いた。グランプリの佐世保市長賞には市立皆瀬小3年の平野郁花さんが選ばれた。
 童謡を通じて豊かな心を育み、歌の文化を継承しようと開催。市内とその近郊の幼児から高校生までの個人、グループの計30組が出場した。審査員3人が歌唱力や曲にあった表現ができているかなどを踏まえて評価した。
 市長賞の平野さんは、母親と練習を重ね、歌詞の意味を理解して表現することを心がけたという。ステージで「夕日が背中を押してくる」を表現力豊かに歌い、終了後は「たくさん練習してきてよかった。賞がもらえてうれしい」と笑顔で話した。

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