年末の交通事故防止へ 総ぐるみ運動始まる 飲酒運転の根絶 歩行者の重大事故を防ぐために 広島

飲酒運転の根絶などを呼びかける「年末交通事故防止県民総ぐるみ運動」が1日、始まりました。

開始式には、広島県警の 森元良幸 本部長など約80人が参加しました。警察によりますと、12月は交通量や飲酒の機会が増え、日没時間も早いことなどから交通事故の件数が多くなる傾向があるということです。

ことし、広島県内の飲酒運転の発生件数は増加傾向にあります。また、11月30日までに交通事故で71人が亡くなり、そのうち20人が歩行者だということです。

県警 交通企画課 今重雅幸 管理官
「早朝や夕暮れ時、歩行者が被害に合う重大交通事故の危険性が高くなる時期です。ドライバーは『歩行者優先』の意識を再認識してほしい」

警察は、10日までの運動期間中、取り締まりを強化するなど事故防止に努めるとしています。

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