宝塚大劇場で2カ月ぶりに公演再開 雪組、21日遅れ 観客「妙な緊張感」

宝塚大劇場としては2か月ぶりとなる公演に、多くのファンらが足を運んだ=1日午後、宝塚市栄町1、宝塚大劇場(撮影・長嶺麻子)

 宝塚歌劇団は1日、宝塚大劇場(宝塚市)で雪組公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」「FROZEN HOLIDAY」を21日遅れで開幕し、2カ月ぶりとなる本拠地・宝塚大劇場での公演を再開した。

 宙組の団員女性(25)の死亡が発覚した後の10月1日から宝塚大劇場での公演はすべて中止されていた。

 初観劇で訪れたという50代女性は、「何度も開幕が延期され、本当に来られるのか不安だった。大勢の警備員やテレビカメラがおり、妙な緊張感が漂っている」と話した。

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