ベルト型の手錠や縄などで100時間以上拘束も 留置場で男性が死亡した事件で 警察官ら9人を書類送検 

テレビ愛知

2022年12月、愛知県岡崎警察署の留置場の保護室で勾留されていた男性(当時43歳)が死亡した事件。愛知県警は1日、留置管理を担当していた男性警部ら9人を特別公務員暴行陵虐などの疑いで書類送検しました。

愛知県警は暴れたことを理由に、男性を保護室でベルト型の手錠や縄などで連続100時間以上にわたって拘束。複数の署員が足を使い、男性を動かすような行為が確認されたことから、こうした対応が法令に違反していないかなど、捜査を進めていました。

愛知県警は1日、男性に対し蹴るなどの暴行を加えた疑いが強まったとして、当時の岡崎警察署の男性警部ら8人と、定年退職している警察官1人の合わせて9人を、それぞれ特別公務員暴行陵虐や業務上過失致死、虚偽有印公文書作成の疑いで書類送検しました。

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